フリー雀荘に悪い奴はそんなにいない

こんばんは、明日からまた仕事が始まりげんなりしている自称麻雀上級者です。
皆さんは普段麻雀とはどのような形で関わっていますでしょうか?ネット麻雀やプロ対局の観戦がメインで、リアルの牌にはあまり触れられていないという方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?もちろん例えば仕事が忙しくてそんな暇はないとか、最近だとコロナがあるから行きづらいとか様々な理由はあるでしょうが、もし「知らない人と打つのってなんか怖いから嫌だ」という理由だったらそれはもったいないということで、今回はちょっと趣向を変えて、タイトルにちなんだ私のフリー雀荘の思い出話をしてみたいと思います。

 

  1. 初めて雀荘で仲良くなったMさん@渋谷
    大学三~四生の頃、私は主に渋谷のフリー雀荘で戦っておりましたが、来店時間が噛み合ってたのか同卓する機会が多く、また帰り道も結構被っていたこともあり「最近よく会うね」という感じで当時40歳くらいのサラリーマンのMさんが話しかけてくれて、そこから色々話すようになりました。
    それまでフリー雀荘とは知らない人と麻雀を打つだけ、というイメージだったので話しかけてくれたことがまず意外でコミュ障の私は最初身構えてしまいましたが、あの時の待ちは何だった?とか、あの引っ掛けにはやられたなあとかその日の対局を楽しそうに話してくれて、私自身も仲間内以外でここまで麻雀の話ができた人は初めてで、ただ駅に向かうだけの帰り道がとても楽しくなったことを覚えています。
    最近は少しずつ払拭されつつあるとは思いますが、やはり当時はまだ雀荘と言えば強面がタバコ吸ってるといったイメージが強かったと思いますし私もそう思ってたのですが、Mさんのように純粋に麻雀を楽しみに来てる人もいるんだなあというのをこの雀荘で感じました。
    卒論が忙しい等の理由でそれ以降Mさんとの再会はもちろんその雀荘にも行ってないのですが、Mさんが今も楽しく麻雀しててくれると嬉しいです。(マンガ:東大を出たけれどの3巻に出てくる麻雀にハマって負けまくって荒れて仕事も辞めてしまう太田って登場人物にまあまあ似てるので、あのマンガを読むたびにちょっと悲しくなります笑)

  2. 初めての高〇ート@新宿
    どこまで書いていいものか甚だ微妙ではありますが、新宿には東風戦のそういう雀荘がいくつか存在します。私が行ったのはマンガ:鉄鳴きの麒麟児に出てくるリンドンリンドンって雀荘と同じようなルールのところで、私のような庶民がボロ負けすれば普通に生活に影響するレベルです。
    たまにはそういうガツガツした麻雀もいいだろうということで六年ほど前に足を運んでみた私ですが、〇ートが〇ートなので当然ほかの客もガツガツしてるんだろうと思ってました。
    ところが、私が東赤赤を和了った時に西もポンしていたんですね。それでこういう雀荘って回転率を上げるためか西も常に場風なんですがそれを把握しておらず点数申告してしまいました。そしたら「西もあるから満貫ですよー」って下家のお客さんが優しく教えてくれて、私がすみません東風戦ってあまり経験なくてって話すると「わかんないことあったらいつでも聞いてね」と言ってくれて、セット麻雀で後輩がテンパネ忘れて安く申告してもスルーしまくってた自分が恥ずかしくなるくらい良い人でした。
    上記の通り生活に影響するレベルで動くので皆必死にやってるんだろうなあと勝手に思ってましたが、フェアプレイを重んじる方もいて良い意味でイメージを裏切られた瞬間でした。その人が金持ってるだけなのかもしれませんが。

このように、フリー雀荘に来ている方は結構優しかったり親切だったりで、悪い人はそんなにいないと思います。なのでフリー雀荘デビューをためらっている方は(コロナが収まったら)すぐに行ってみましょう!趣味に彩りが増すこと間違いなしです。