ある程度の打点が見込めないならば遠い鳴きをすべきではない

こんばんは、先日麻雀をやっていてやらかした局があったのでこれは是非無理やりでもブログのテーマにしたいと思いました。

 

というわけで早速当時の牌姿や状況です。

  • 一発裏赤あり、東二局、全員ほぼ原点、南家、4巡目、ドラ一
  • 三五七八八4677東東西西

ここで、二枚目の西が出ました、鳴きますか?

 

・・・まあ鳴きませんよねこんなの。鳴いた場合混一に行くことになるでしょうが、ドラが即使える形でもなく、早くもなく、東止められたらバカホンです。

私自身どちらかというと鳴きが多いタイプでかつ好きな手役は混一なのですが、それだからか先日これをうっかりポンと言ってしまい、これやっちまったなあと思いながらとりあえず混一を進めていたら親の早いダマ7700に飛び込んでしまいました。まあこんなクソ鳴きしてたら当然ですね。この手の最善はもちろん西は二枚ともスルーし安全牌としつつ、七対子か東ポンしての躱し手とするのがいいでしょうね。そしてドラドラ七対子にでもならない限りは終盤は降りるといった感じでしょうか。鳴いといて遅くて安い手はそれだけで罪です。絶対やめましょう。

 

ここまでは割と当然の話ですが、逆に西を鳴いても良い・鳴いた方が良い状況ってあるだろうかとその日風呂場で考えたわけです。

 

それはオーラスで3900和了ればトップの時かなと思います。上記の牌姿や状況を東二→南四、東の対子を南、南家→北家として考えてみてください。

西を二枚ともスルーして3900以上を作ろうとするならば、リーヅモの七対子、またはドラドラ七対子くらいしかないでしょう。七対子は当然単騎待ちとなりツモりづらい役であり、またドラを一枚も持ってない状態でドラドラというのも現実的でないと思うんですよね。

一方西をポンすると、それでも混一3シャンテンではありますがオーラスはトップ目ですら点差が小さいと攻めてくる可能性があり、この手のキーである南はかなり鳴きやすいはずです。なので2面子目かつ打点を確保しやすいんですよね。そして残りの三五七八八を軸に残りの2面子を作り、雀頭は適当な字牌でも大丈夫。どうでしょう、3900の最速は西ポンだと思いませんか?

なのでオーラスという特殊な状況でかつ3900にものすごい価値があるならば上記のような手でも西を鳴くべきだと思ってます。遠くて安い鳴きも状況が勝負打点および加速させるならばそれに向かって突っ走りましょう。

 

繰り返しですが私がポンした時は東二であり3900がどうしても欲しいという場面では全くないので、ポンは論外です。絶対やめましょう。(気を付けます)